Singularity -シンギュラリティ-

この数日、radioheadやら色々な情報に振り回されていましたが、
面白いと思ったのは以下のニュース。

IBMが開発した人工知能「ワトソン」がクイズ番組で人間を負かした、
という事実。チェスなどで人間を打ち負かすのは既に事例として存在していますが
下記のリンクの動画をみていただくとお分かりいただけると思いますが、
出題者から提示される問題を理解し、回答し、ゲームの進行すべてを
バーバルコミュニケーションを通して実現しています。

  • 歴史的瞬間!IBM人工知能が人間のクイズ王に圧勝!コンピュータが人間の頭脳を超えた日

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そして、この事件を契機にして海外のニュースサイトで一つ問題提起がありました。

  • Does Watson Prove We’ve Reached The Singularity?

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我々、人類は”シンギュラリティ”に到達してしまったのか、と。


僕自身も、”シンギュラリティ”という概念は昨年まで全く知りませんでした。
そもそも”シンギュラリティ”という言葉は「特異点」と訳されるそうですが、

今後数十年後、今の私たちの知能をはるかに凌駕する知能が出現し、生命の
ありかたが大きく変わる時期のこと、つまり我々のような限られた知能では
予想だにつかない未来が出現すること

として理解されているようです。

アメリカでは、google創始者を含め、ナノテクノロジー人工知能/エネルギ
ロボット工学/情報科学などのエキスパートの方々が真剣にこのことに考えている
ようで、”シンギュラリティ大学”やサミットも開催されているようです。


確かに”シンギュラリティ”の未来では、現在に抱えている諸問題(病気や死を含む)を
克服し、非常に輝かしい未来のような印象を与えます。そして、上記のワトソンの事例は
まさにその未来の先駆けとなるのかもしれません。


つづく